不動産投資と株式投資は併用すべき?リスク分散の実例を紹介

法人化・出口戦略

はじめに

私はこれまで10年以上、不動産投資を副業として続けてきました

区分マンションから始まり、アパートや民泊運営まで幅広く経験してきましたが、不動産投資の特徴は「長期的には安定して資産形成ができる一方、ローン返済中はキャッシュフローが限られる」という点です

一方で、並行して株式投資 にも積極的に取り組んでいます

その理由は、株主優待が受けられたり、比較的安定した配当が得られることに加え、保有しているだけでは維持費がかからず「プラスだけの恩恵」が得られるからです

特にNISAの成長投資枠を使えば非課税で効率的に投資できるため、不動産投資との相性も良いと考えています

今回は、今後10年間の株式投資シミュレーションを中心に、キャッシュフローの展望を整理してみたいと思います

株式投資を取り入れている理由

不動産投資と株式投資は、性質が大きく異なります

  • 不動産投資:長期的な資産形成、融資を活用したレバレッジ、税制優遇
  • 株式投資:少額から始められる、流動性が高い、配当や優待によるインカムゲイン

私が株式投資を取り入れている最大の理由は、キャッシュフローを少しでも早く安定させたいからです

不動産のローン返済中はほとんど手元に残る現金はありませんが、株式投資からの配当は、保有さえしていれば毎年入ってきます

さらに、私は 配当は一切使わず再投資 に回しています

これにより「配当で得たお金が新たな配当を生み出す」という複利効果を狙っています。株主優待については生活の楽しみにしていますが、シミュレーションには含めず、今回は配当収入のみに着目します

株式投資のシミュレーション前提

今回の試算は次の条件で行いました

  • 投資額:NISA成長投資枠の上限240万円を毎年投資
  • 投資期間:10年間
  • 配当利回り:3%(最近の市況では5%は現実的でないと判断)
  • 配当は消費せず、全額を再投資に回す

この条件のもとで単純計算すると、次のように配当収入が積み上がっていきます

株式投資10年間の配当推移(単純計算)

配当収入の推移(株価上昇なし・配当3%のみ)

年度株式投資配当(万円)
1年目90
2年目97.2
3年目104.4
4年目111.6
5年目118.8
6年目126.0
7年目133.2
8年目140.4
9年目147.6
10年目154.8

10年間の累計配当金は 約1,200万円 となります。これはあくまで単純計算ですが、「不動産のキャッシュフローがほとんど出ない時期」に、補助的な収入をもたらしてくれるのは非常に大きな意味があります

こつこつとした積み重ねで結構な配当収入が期待できそうです

不動産投資との相乗効果

不動産投資はローン完済まで時間がかかります。私の場合はあと20年以上かかりますので、その間はキャッシュフローがほとんど出ません

しかし株式投資を並行して行うことで、毎年少しずつですが 配当による追加収入 が積み上がっていきます

10年後には株式だけで年間150万円前後の収入が見込めるため、「不動産の返済負担がある間の心の支え」となります

そして将来的に不動産ローンを完済した後には、

  • 不動産からの純利益:約1,500万円(税引前)
  • 株式からの配当:約150万円以上(年々増加)

を合わせることで、二重の収入源 を確保できます

リスク分散の効果

投資にはリスクがつきものです。不動産は空室や修繕費リスクがありますし、株式は市況によって株価が変動します。

しかし、両方を組み合わせることでリスクは分散されます

  • 不動産:現物資産、融資活用によるレバレッジ
  • 株式:流動性が高く、売却や買い増しが容易
  • 共通点:長期で保有すれば安定したインカムゲインを得られる

まさに「卵を一つのカゴに盛らない」戦略です。

まとめ

今回のシミュレーションで見えたのは、

  • 株式投資は「今から10年間のキャッシュフロー強化」に有効
  • NISAの非課税枠をフル活用し、コツコツ積み上げる
  • 長期的には、不動産投資と合わせて資産形成の柱となる

私は今後も、不動産投資をベースにしつつ、NISA枠をフル活用した株式投資を続けていきます

配当金は生活に使わず、将来のために再投資。これにより10年後、20年後に「不動産+株式」という二本柱で、より安定したキャッシュフローを築いていきたいと考えています

近道はありませんが、いまのところ地道にコツコツと資産形成していく方針です

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