戸建民泊投資を始めた理由
これまで私は、新築区分マンション、中古区分マンション、アパートと投資対象を広げてきました。そして6年目に挑戦したのが「新築戸建を活用した民泊投資」です。
民泊については、営業マンから中古物件の提案を多く受けていました。しかし平屋やリゾート市街区の区分マンションといった物件が中心で、収益性の面で物足りなさを感じていました。
そんな中、沖縄のリゾート地に新築3階建ての戸建てを建てる提案を受けました。大人数での宿泊が可能であり、高単価が見込める点に魅力を感じ、民泊投資へ踏み切りました。
建築段階での工期遅延トラブル
投資対象が新築戸建だったため、土地を購入してから建設請負契約を結び、工事を進めました。しかし工期中に施工会社のミスで遅延と一部作り直しが発生。元の工期は約5ヶ月で予定していたところ、約8ヶ月かかりました
追加費用は発生しないことで合意できたものの、民泊運営の開始が遅れ、その間はローン返済だけが続く厳しい状況になりました。

ゼロから物件を建設する場合は、工期遅延も想定した運用資金を準備しておく重要性を痛感しました
民泊運営の準備と代行体制
運営開始にあたっては「民泊新法」に基づき届出を行いました。手続きや運営管理は、独立した元営業マンの新会社に一括で依頼しています。
- 集客はAirbnbなど大手プラットフォームを活用
- 清掃は外部代行業者に委託
- 予約管理や顧客対応も代行
サラリーマンの本業を持ちながらでも運営できる仕組みを整えることができました。
民泊運営初年度の実績
不動産投資を始めて7年目にあたる年に運営を始めましたが、民泊単体で初年度は以下の収益実績となりました。
- 売上:約420万円
- 経費:約220万円(清掃代行費・光熱費・運営手数料など)
- 粗利益:約200万円
季節変動が大きく、特にリゾート地ならではの波を実感しました。
- 繁忙期(8月):約100万円(11組利用、連泊あり)
- 閑散期(10月):約6万円(2組利用のみ)
通常の戸建賃貸と比べると圧倒的に高収益ですが、安定的な収益を得るためには「稼働率をどう維持するか」が重要な課題となりました。
コロナ禍による打撃とリスクの実感
8年目以降はコロナ禍の影響で観光需要が激減。これまで安定していた売上が一気に減少し、ほとんど利益が出ない状態に追い込まれました。
「立地や物件の強みがあっても、外的要因で収益が吹き飛ぶリスクがある」ことを強く実感しました。
今後の展望と学び
新築戸建を活用した民泊投資は、サラリーマン投資家にとっても挑戦可能であり、成功すれば大きな収益を得られる投資手法です。
一方で、工期遅延や外的リスク(コロナ禍)のように、他の不動産投資にはない難しさも経験しました。
今後はリスク管理を徹底しつつ、繁忙期・閑散期の収支バランスをどう安定させるかを考えていきたいと思います。
まとめ
- 中古民泊物件ではなく、新築戸建で高収益を狙った
- 建築中の工期遅延で収入ゼロ期間を耐えた
- 民泊新法で届出、運営は代行会社に一括委託
- 初年度売上420万円、繁忙期は100万円超、閑散期は6万円まで落差
- 8年目以降はコロナ禍で打撃を受け、外的リスクを実感


