サラリーマンの新築ワンルームマンション投資の確定申告はどうやる?節税効果は?

投資拡大・実践記録

はじめに

サラリーマンとして働きながら不動産投資を始めると、最初に直面するのが確定申告です。
特に購入初年度は経費や減価償却が多く、節税効果を感じやすい時期でもあります。

私は2013年に都内で新築区分マンションを購入し、サブリース契約で運営を開始しました。初年度は不動産会社の提携税理士に依頼し、確定申告を実施。

この記事では、その準備から申告、節税効果まで、私自身の実体験を具体的な数字も交えて紹介します。

購入初年度の確定申告準備

書類の収集

初年度に集めた主な書類は以下です。

  • 源泉徴収票
    私の会社の場合、毎年1月に会社から発行されます
  • 購入時の売買契約書
    購入時に作成した大事な書類。提携している不動産会社から準備してもらえました
  • 金融機関の融資契約書
    購入時に作成した大事な書類。提携している不動産会社から準備してもらえました
  • 登記簿謄本
    売買成立後に後日、不動産会社が提携する司法書士から郵送で送られてきました
  • 不動産会社から送付された年間収支報告書
    不動産会社から受け取ります。こちらも提携している不動産会社が準備してくれました
  • 管理費・修繕積立金の明細
    準備したのは引き落とし額が記載された通帳のコピー。明細は提携している不動産会社が準備してくれました
  • 返済予定表
    融資した銀行から送られてきます。毎月の返済額と内訳が記載されている
  • その他領収書
    不動産購入前から、購入の検討に使った関係の費用は全て全て持ってくるようにアドバイスいただいていたので、あらかじめ取っておくようにしてました。

税理士依頼の流れ

私は不動産会社の提携税理士に依頼しました。考えたことは

  • 購入初年度で経費や減価償却の扱いに不安があった
    初めてのことだらけなのでこれは当然と思いました
  • 提携割引で費用が抑えられた(3万円程度)
    相場では3~5万円とのことですが提携しているので割安でした
  • 不動産会社が収支データを直接送ってくれるため、やり取りがスムーズ
    ほとんどの書類を不動産会社が準備してやりとりしてくれるので、必要な書類を聞いて、揃えたら一式もっていって、一通り話をしたら終わりという感じでした
ケロ太
ケロ太

労力と言えば領収書を集めておくくらいでした。どこまでケアしてもらえるかは不動産会社を選ぶ上で大事だと思いました。

節税につながった主な経費

減価償却費

新築区分マンションは建物と設備部分のみを定額法で減価償却します。
私の物件では、

  • 建物価格約1,080万円・耐用年数47年  →  月約2万円・年間約24万円
  • 設備価格約460万円・耐用年数15年 → 月約2.5万円・年間約30万円

でした。減価償却費は意外と大きく、土地代と設備・建物代は別に扱う必要があるのも意外だと思いました

諸費用関連

投資ローンの金利は約2.2%でした。返済額のうち利息分は経費になります。

  • ローン利息:月約4万円・年間は約50万円

不動産会社から聞いた話では、金利は融資を受ける属性に依存するそうです

管理費・修繕積立金

区分マンションでは毎月発生します。私の物件は月約8千円・年間は約10万円です

その他雑費

交通費、参考書籍代、外食費、事務所を兼ねた自宅での関連経費の按分、少額でもこまめに領収書を保管し記録。印象としては少しでも不動産購入に関連していれば経費になります

1年目の収支と節税効果の実態

年間収支

※ 初年度は年の途中で購入したので、2年目以降と異なりますがこんな感じでした

項目金額
家賃収入(サブリース)約160,000円
管理費・修繕積立金▲約16,000円
融資返済(元本+利息)▲約160,000円
減価償却費▲約100,000円
その他経費(購入関連経費・管理手数料)▲約1,500,000円
損益額▲約1,600,000円

節税効果

赤字分を給与所得と損益通算した結果、所得税と住民税が合計で約60万円減額されました。

初めての確定申告書の提出でしたが、意外なほどにあっさり税務署から受付の通知と所得税の還付の通知が来ました。税務署からの問い合わせはありませんでした

確定申告をやってみて感じたポイント

  • 初年度は経費計上できる項目が多く、節税効果が出やすい
  • 税理士に任せることで安心感があり正確性は高まるが、将来を考えると自分でも項目の意味を理解した方が良い
  • 領収書や明細は日常的に整理しておくと申告時の負担が大幅軽減

これから確定申告をする人へのアドバイス

  • 提携税理士のメリットはスムーズさ、相場感は不動産会社による
  • 自分で申告する場合は会計ソフトを活用を検討
  • 節税目的だけでなく、不動産の収支構造を理解する機会として活用する
ケロ太
ケロ太

不動産投資そのものや、確定申告や税金、減価償却、経費を意識した領収書の収集など、自分の行動を変え勉強するきっかけにつながると思いました

まとめ

  • 新築ワンルームマンション投資の初年度は、減価償却や経費で節税効果を実感しやすい
  • ただし節税額に喜ぶだけでなく、長期的な収益性の目線を持つことが重要
  • 確定申告を通じて、自分の投資がどれだけ健全かを数字で把握できる

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