はじめに
私は新宿区にワンルームマンション(2015年築・1K・約26㎡)を保有しています
不動産投資を続けていく上で、自分の物件が「今いくらくらいの価値があるのか」を定期的に確認するのはとても大切な作業です
今回は、固定資産税評価額、レインズマーケットインフォメーション、不動産ライブラリ、SUUMO、HOMESといった公開情報を使って、私の物件に近い条件の価格相場を調べてみました
物件の基本情報
- 所在地:東京都新宿区
- 築年数:2015年(築10年)
- 間取り:1K
- 専有面積:約26㎡
固定資産税評価額
毎年春頃(およそ5~6月ごろ)に東京都の税務署から送られてくる納税通知の詳細欄に記載されています
土地と建物、それぞれ記載されており、土地の評価額は一筆(=マンション全体)の価格が記載されています
区分所有のマンションは、土地の持分がありますので、持分で按分した額が評価額になります
- 土地:約700万円
- 建物:約350万円
合計すると約1,050万円となります
ただし、固定資産税評価額はあくまで課税の基準であり、市場価格とは大きな差があります。市場価格は一般的に評価額の 1.5〜2.0倍程度 になることが多いとされています

この計算をあてはめると、私の物件は 約1,600万〜2,000万円程度 が目安となります
レインズマーケットインフォの参考値
国土交通省が指定する指定流通機構のREINSが、成約価格の情報提供をしています
無料で利用することができ、検索したい建物種別、都道府県、地域を検索するとグラフと、データが表示されます
検索結果のまとめ
| 価格(万円) | 築年 |
|---|---|
| 3,200 | 2017 |
| 3,500 | 2017 |
| 2,300 | 2011 |
| 2,200 | 2008 |
築年が近い2017年築の事例では 3,200万〜3,500万円 で成約しており、評価額ベースの金額よりかなり高い水準が出ています
あと4~5年後の将来の築年が15年くらいになると2,200~2,300万円で成約しており、価格が下がってくるのもわかります
不動産ライブラリの参考値
不動産ライブラリは、国土交通省が、不動産取引価格や地価公示・都道府県地価調査などの膨大なデータを元に情報を提供する無料のサービスです
データの検索・ダウンロードを選んで、地域を選択、不動産の種類、時期を選ぶと、取引価格・成約禍価格の一覧表示又はダウンロードが選べます
ダウンロードした結果のまとめ
| 価格(万円) | 築年 |
|---|---|
| 2,400 | 2011 |
| 3,500 | 2017 |
| 3,200 | 2014 |
| 3,200 | 2013 |
こちらでは、築年が近い2013〜2017年築で 3,200万〜3,500万円 の価格帯が確認できました。

REINSに比べてデータの数が多い印象です
SUUMO・HOMESの売出情報
不動産会社のホームページでは、物件の販売情報が無料で検索できます
中古の区分マンションを選んで、専有面積やエリアで検索して保有している物件と近い条件のデータを探す形になります
SUUMO
| 価格(万円) | 築年 |
|---|---|
| 2,780 | 1986 |
| 2,480 | 1982 |
| 1,380 | 1986 |
SUUMOは古い築年の事例しかありませんでした

楽天的に捉えれば、このエリアの築年で近い条件の物件はすぐに売れてしまっているとも考えられそうです
HOME’S
| 価格(万円) | 築年 |
|---|---|
| 4,200 | 2013 |
| 3,880 | 2011 |
HOMESでは比較的近い築年(2011〜2013年)で 3,880万〜4,200万円 というかなり高額な水準が出ています

物件を売っているサイトに残っている情報なので、この価格では売れ残るとも受け取れそうです
各データの比較と考察
まとめるとこのような感じです
- 固定資産税評価額ベース:1,600万〜2,000万円
- レインズ/不動産ライブラリ:3,200万〜3,500万円
- HOMES:3,880万〜4,200万円
私の物件(2015年築・約26㎡)を当てはめると、実勢価格は おそらく3,200万〜3,800万円程度 と考えられます
評価額ベースでは低く見えますが、実際の売買市場はかなり強い水準にあることが確認できました

残債は約2,500万円なので実勢価格で売れれば、粗利益で700~1,300万円になりそうです。当然、経費や税金を考慮すると手元に残るのは少なくなりますが
今後の方針と気づき
今回の調査で、「実際の相場は固定資産税評価額の倍以上になる」ことが改めてわかりました
また、築10年前後のマンションでも、新宿区という立地の強さから、まだまだ高い価格帯で売買されていることも確認できました
現時点では売却を検討していませんが、定期的に市場調査を続けることで「出口戦略をどうするか」の判断材料にしていきたいと思います
まとめ
- 固定資産税評価額と実勢価格には大きな差がある
- レインズや不動産ライブラリの成約事例は信頼性が高い
- SUUMO・HOMESの売出価格は「売主の希望」なので少し高めに出ている可能性あり
- 私の物件は今売却すれば3,200万〜3,800万円のレンジに入る可能性が高い

これから不動産投資を始める方も、すでに所有している方も、「実際に相場を調べてみる」という作業はぜひやってみる価値があると思います

